ABOUT
東と西、ふたつの医学で。
自然の力を、暮らしの中に。
「治る力は、あなたの中にある。」
私たちが治すのではなく、その方の中にある「治ろうとする力」「生きようとする力」が十分に働くように整えること。それが、たんぽぽ堂が35年以上にわたり大切にしてきた姿勢です。
人は、自然の一部です。
季節が移り変わるように、私たちの心と体も、年齢や環境、日々の暮らしによって変化していきます。だからこそ、自然と調和した暮らしを取り戻すことが、心と体を健やかに保つための土台になると、たんぽぽ堂は考えています。
私たちが大切にしているのは、病気や症状だけを見るのではなく、その人全体を見ることです。同じ症状であっても、その原因や体質、生活習慣、心の状態は一人ひとり異なります。痛みのある場所だけ、調子の悪いところだけに目を向けるのではなく、食事、睡眠、運動、姿勢、冷え、巡り、季節の影響、心の揺らぎまで丁寧に見つめ、その方に合った方法を一緒に考えていきます。
たんぽぽ堂の理念の中心にあるのは、この考えです。私たちが治すのではなく、その方の中にある「治ろうとする力」「生きようとする力」が十分に働くように整えること。それが、たんぽぽ堂が35年以上にわたり大切にしてきた姿勢です。
人の体には、もともと自らを整え、回復し、より良い状態へ戻ろうとする力が備わっています。しかし、疲労やストレス、冷え、睡眠不足、食生活の乱れ、加齢などが重なると、その力を十分に発揮できなくなることがあります。
たんぽぽ堂は、東洋医学の知恵を通して、その人が本来持っている力を引き出し、自分らしく、いきいきと毎日を過ごせるようにお手伝いします。
東洋医学では、心と体を切り離して考えません。一つの症状だけを追いかけるのではなく、体質や体全体のバランス、これまでの経過、日々の暮らしまで含めて、その人を一つの存在としてみつめます。
たとえば、肩こりや頭痛、めまい、冷え、不眠、胃腸の不調など、一見すると別々に思える症状にも、体質や巡りの乱れという共通した背景が隠れていることがあります。
つらい症状を和らげることはもちろん大切です。しかし、たんぽぽ堂が目指しているのは、その場だけの改善ではありません。なぜ、その症状が起きたのか。どうすれば、繰り返しにくい体になれるのか。これから先も元気に暮らすために、今できることは何か。患者さまと一緒に考え、体質と暮らしの両方を整えながら、未来の健康につなげていきます。
たんぽぽ堂では、漢方・鍼灸・整体・養生を、一つひとつ切り離されたものとは考えていません。
漢方は、体の内側から体質や巡りを整えます。鍼灸は、経絡や自律神経に働きかけ、体が本来持つ調整力を引き出します。整体は、姿勢や筋肉、関節のバランスを整え、動きやすい体づくりを支えます。そして養生は、施術や治療の時間だけではなく、毎日の暮らしそのものを整える知恵です。
食事、睡眠、運動、入浴、呼吸、季節に合わせた過ごし方、心を休めること、よく笑うこと。こうした日々の小さな積み重ねが、これからの健康をつくっていきます。
外から整え、内から変える。そして、暮らしの中でその状態を育てていく。それぞれの良さを生かしながら、一人ひとりの体質と生活に合った方法を組み合わせていくことが、たんぽぽ堂の東洋医学です。
東洋医学には「未病」という考え方があります。未病とは、病名がつくほどではなくても、心や体のバランスが崩れ始めている状態のことです。
「検査では異常がないけれど、つらい」「いつも疲れている」「眠っても疲れが取れない」「季節の変わり目になると調子を崩す」「以前より体力が落ちた気がする」——こうした小さな変化は、体からの大切な知らせです。
たんぽぽ堂は、病気になってから治療するだけでなく、まだ病気とはいえない段階から心と体を整え、病気になりにくい体づくりを支えます。今ある不調の改善から、再発の予防、そしてこれから先の健康まで。目の前の症状だけではなく、その方の人生を長い目で見つめることを大切にします。
子どもの成長、女性の体の変化、妊活、働き盛りの疲れ、年齢とともに増える不調、ご高齢の方の健康や在宅での生活まで、人生のさまざまな場面で、心と体の悩みは生まれます。たんぽぽ堂は、子どもからご高齢の方まで、家族みんなが気軽に相談できる場所でありたいと願っています。
不調があるときだけ訪れる場所ではなく、元気なときにも健康について相談できる場所。困ったときに顔が浮かび、安心して話ができる場所。そして、必要に応じて医療や介護に関わる方々とも連携しながら、地域の皆さまの暮らしに寄り添う場所。
私たちは、困ったときにいつでも思い出していただける、地域の身近な健康相談の場でありたいと願っています。一人ひとりの心と体、そして暮らしに寄り添い、その方が本来持っている力を引き出しながら、健やかな人生を共に歩んでいきます。
1.全身を整え、細部を癒す。
痛みや不調のある部分だけでなく、心と体、生活習慣を含めた全体をみつめます。全体のバランスを整えたうえで、一人ひとりの細かな悩みに丁寧に向き合います。
2.自然の知恵を借り、人の治る力を引き出す。
自然が持つ知恵と、人が本来持っている回復する力を大切にします。必要以上に体へ負担をかけるのではなく、その方自身の力が働きやすい状態へ導きます。
3.暮らしの中で続けられる養生を伝える。
健康は、特別なことだけでつくられるものではありません。食事、睡眠、運動、入浴、呼吸、季節の過ごし方など、無理なく続けられる養生を一緒に考え、毎日の暮らしに根づく形でお伝えします。
4.患者さまと共に歩み、共に喜ぶ。
一方的に治療や方法を押しつけるのではなく、患者さまの思いに耳を傾け、納得できる道を一緒に探します。小さな変化を見逃さず、できるようになったことを共に喜び、回復への歩みを支え続けます。
5.学び続け、東洋医学を次の世代へ伝える。
35年以上の経験に甘んじることなく、常に学び、技術と知識を磨き続けます。先人から受け継いだ東洋医学の知恵を、今を生きる人たちの暮らしに役立つ形で伝え、次の世代へつないでいきます。
たんぽぽは、小さな花ですが、大地にしっかりと根を張り、どのような環境でも力強く花を咲かせます。そして、風に乗せて種を運び、新しい場所に命をつないでいきます。たんぽぽ堂も、地域に深く根を張り、皆さまの心と体に「元気の種」をまく存在でありたいと願っています。
治療するだけの場所から、健康を育てる場所へ。不調を抑えるだけでなく、病気になりにくい体をつくる場所へ。そして、一人ひとりが自分の体を知り、自分の力を活かして、より良い人生を歩んでいくための場所へ。
自然の力を、暮らしの中に。
人生に、養生を。
治る力は、あなたの中にある。
これが、たんぽぽ堂の変わらない理念です。
薬剤師 / 鍼灸師 / あん摩マッサージ指圧師
薬学部卒業後、薬剤師資格を取得。臨床の現場で経験を重ねるなかで、より根本的な治療の必要性を感じ、東洋医学の道に進む。鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師の資格を取得し、中国・上海の海員病院にて研修を受ける。西洋・東洋双方の医学的視点から、身体の仕組みと治癒の原理を学ぶ。
帰国後、両親を相次いで癌で亡くした経験を通じ、「未病(病気になる前に防ぐという考え方)」の重要性を痛感。『たんぽぽ堂』を広島に開業し、予防と治療の両面から健康づくりを支える体制を築く。
開業から三十五年以上にわたり、生後間もない乳児から百歳を超える高齢者まで、延べ三十万人以上の患者と向き合ってきた。漢方と鍼灸マッサージを組み合わせた統合的な施術を行い、疼痛、疲労、自律神経の乱れ、不妊、小児鍼など、幅広い症例に対応している。
現在は臨床に加え、東洋医学の知恵を広く伝えるための執筆活動にも取り組む。趣味は山登り、四国八十八ヶ所巡礼、易占。自然と古典に学び、心身の調和を生涯のテーマとしている。ひげ歴三十六年。
院長とともに、たんぽぽ堂を支えるメンバーです。

元幼稚園教諭。保育の世界から医療福祉の道へ進み、柔道整復師・ケアマネジャー・フットトレーナー・登録販売者の資格を持ちます(プロ野球一軍投手のインソールを担当した経験も)。体質改善と妊活を担当し、美顔ケア・骨盤矯正・インソール作成も行います。赤ちゃんから人生の大先輩まで——癒し、健康を支え、美を引き出す。いろいろな視点で寄り添います。

修道高校・静岡県立大学薬学部卒。薬剤師としてさまざまな科の医薬品を現場で学んだ後、父(院長)と同じ鍼灸の道へ。薬剤師×鍼灸師——西洋と東洋、ふたつの視点から、お困りごとの少しでも支えになれたらと思っています。患者さまの気持ちに立った、心をこめた丁寧な対応を心がけています。広島市から委嘱を受け、小学校の学校薬剤師としても活動中。

広島大学理学療法学専攻卒。整形外科で外来・訪問リハビリの経験を積みました。理学療法士としてカラダをしっかり評価する知識と技術に、東洋医学の考え方を合わせ、全身的なアプローチでお悩みに寄り添います。バンド活動(ボーカル&ギター)もしています。